設計士ブログ
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こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
建築士の永岡です。
今回は弊社の、ほぼ標準仕様となっている「床下エアコン」
について、その効果や目的を解説していきたいと思います。
※小屋裏エアコンの記事はこちらより、ご覧ください。
小屋裏エアコンは冷房メインですが、床下エアコンは暖房専用。
せっかく高断熱高気密の住宅を建てても壁掛けエアコンでは足もとの寒さが解消しないので、床下エアコンで家全体を温かく保つというものです。
よく床暖房との違いを聞かれますが、
床下エアコンは市販のルームエアコンを下記画像のように設置し
床下部分に温風を送り込みます。
床暖房は
床暖房パネルを敷設した部分だけ暖かく、それ以外は暖かくなりません。
ランニングコスト・イニシャルコスト共にも滅茶苦茶高くなります。
また、大前提として
・温風がまんべん無く建物全体に行き渡るような配置計画(基礎の配置も許容応力度計算時に当然検討)
・断熱等級5~6程度、気密性C値0.5前後、可能な限りの日射取得が必要であること
・適切な使い方する事(引き渡し時にご説明します)
などがあります。
技術的にはノウハウがあれば難しいものではないのですが、暖房費をしっかり抑えて効率よく使うには少しコツが必要となります。エイト建築設計ではしっかりサポートできますので、ご安心ください。
小屋裏エアコン同様に、床下エアコンもエアコンでありながら風を感じないのでエアコン特有の不快感を軽減できます。
また一般流通している家庭用エアコンを使用しているので故障時のメンテナンスやお手入れも簡単です。
機種の選び方、設定のアドバイス、修理や点検などなどしっかりとしたノウハウを持っておりますので、何でもご相談ください。
せっかく基礎断熱がある住宅なら、床に熱源を設けるのがベストです。
古くから健康の基本として言われてきた頭寒足熱(ずかんそくねつ)の環境作りで快適な家づくりをしませんか。
エイト建築設計事務所が手がける冷暖房計画は、こちらのページでもご説明しています。ぜひご覧くださいね。